第2回総括管理士会・技術部会・安全衛生部会全体会議、合同意見交換会および総括管理士認証式が神戸市三宮グランドビルで開催されました。
日 時:令和8年3月5日(木) 12:15〜17:15
場 所:三宮グランドビル2階会議室(神戸市)
出席者:技術部会全体会議:59名、安全衛生部会全体会議:35名、
合同意見交換会および総括管理士認証式:97名
1.技術部会全体会議
尾前技術部会長より技術部会の役割・組織・活動概要について説明がありました。引き続き、技術部会の各グループ代表および各チームリーダーから、それぞれのグープ、チーム活動の詳細な報告等、年間活動の成果が発表されました。
2.安全衛生部会全体会議
井上安全衛生部会長より安全衛生部会の組織・安全成績・活動概要について説明がありました。引き続き、安全衛生部会の各グループ代表から、それぞれのグループ活動の詳細な報告等、年間活動の成果が発表されました。
安全衛生部会全体会議 会場全景 井上安全衛生部会長
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3.合同意見交換会
全体会議での各部会での発表後、技術部会、安全衛生部会および総括管理士会のメンバーなどが参加して合同意見交換会が行われました。
まず、総括管理士会代表、技術部会長および安全衛生部会長から挨拶および活動報告が行われました。
個別報告として技術部会施設調査・関連団体グループの村井代表から日本環境衛生施設工業会との技術交流会および施設見学会について報告されました。
また、研究グループリサイクルチームの平川リーダーからリサイクル施設の見学会について報告されました。
安全衛生部会から「わが社の安全衛生活動」と題して、会員会社の事業所で取組んでいる安全衛生活動が紹介されました。
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「わが社の安全衛生活動について」
(株)日本管財環境サービス
品質管理部 品質・安全グループ
部長代理
立田 英樹 様
4.総括管理士認証式
今回認定されたのは、新規総括管理士16名、更新認定者33名で、今回の登録者を含めて総括管理士の総数は127名となりました。(部門別内訳は、ごみ焼却:96名、粗大・リサイクル:15名、汚泥再生・浸出水:16名)
新規総括管理士は2日間の認定研修会を受講したうえで厳しい論文審査、口述審査に合格して、1月の理事会で承認され、今回の認証式に至りました。
認証式では上村会長より新総括管理士一人ひとりに、また更新認定者は代表者に認定証が手渡されました。その後、新総括管理士が自己紹介と抱負を述べた後、審査委員長から、下記の講評がありました。
【廣勢審査委員長の講評】
今年度新たに総括管理士として認定された16名の皆さん、おめでとうございます。そして大変ご苦労様でした。また、更新認定者33名の方が総括管理士の活動を続けて頂くことに大変嬉しく、また心強く思います。
今回新総括管理士になられた方々は、論文作成、修正そして口述審査、ご苦労様でした。論文作成に際しては、一般論文、技術論文、維持管理論文と多種多様な知識が必要となり、皆さんの経験知識や普段の業務とつながる内容もありますが、そうでないものもあり、大変ご苦労されたと思います。とは言え、今回の論文の作成、修正、そして、口述審査を経験されることによって、当協会の目標である「現場操業力の向上」を目指すための「操業技術力」「安全衛生推進力」「運営管理力」を身に着けることができると共に、維持管理事務所での運転員の指導などに役立つと思っています。生みの苦しみを経験後、本日の認証式を迎えることができましたことは、皆さんにとってこれまでにない感動とかけがえのないご経験となったと強く感じているところです。
更新申請の方につきましては、総括管理士として、自社や当協会での活動に対して感謝しております。そして、それぞれの活動内容が、より継続的に発展できるように、より一層の活動、支援のご協力をお願い申し上げます。
最後になりますが、総括管理士の皆さまには、自社でのより一層の指導、支援と当協会での益々のご活躍を強くお願い申し上げます。
新総括管理士の氏名・所属会社は以下の通りです。
第34期総括管理士(新規16名)
<ごみ焼却部門>
西尾 勝 カナデビア環境サービス(株)
田口 幸哉 カワサキグリーンテック(株)
丸山 貴生 クボタ環境エンジニアリング(株)
平間 佳英 三機グリーンテック(株)
岩本 達人 JFE環境サービス(株)
前田 匡範 JFE環境サービス(株)
奥田 聡 神鋼環境メンテナンス(株)
山形 成生 神鋼環境メンテナンス(株)
上仮屋 亮介 日鉄環境エネルギーサービス(株)
早瀬 広志 日鉄環境エネルギーサービス(株)
岩切 紀和 (株)日本管財環境サービス
<リサイクル部門>
白井 淳彦 クボタ環境エンジニアリング(株)
松岡 真也 神鋼環境メンテナンス(株)
<汚泥再生部門>
池原 幹男 クボタ環境エンジニアリング(株)
中岡 史佳 クボタ環境エンジニアリング(株)
野末 啓祐 (株)日本管財環境サービス
更新認定者(13期、16期、18期、19期、22期、25期、28期および31期)合計33名
・ごみ焼却部門 (28名) ・リサイクル部門 (1名)
・汚泥再生部門 (3名) ・浸出水部門 (1名)
【上村会長の講評】
総括管理士には、運転維持管理のエキスパートとして、事業所の指導・教育を通じて自社の現場総合力を向上させ、施設性能を最大限に発揮した、安定した質の高い運転・維持管理を提供することと、会社の垣根を超えて活動し、視野と知識を広げ、技術の研鑽を図ることで、広く社会に認められ、地域社会に貢献し得る存在になっていただくことを期待しております。
現在、当協会の加盟会社は19社、環境衛生施設の受託件数は全国に1,084か所、そこで17,600人以上の加盟会社運転員の方々が日々業務に携わっております。総括管理士の皆さんには当協会の活動が市民生活に与える影響が大きいことをあらためて感じて頂くと共に、この従業員の方々の先頭に立って、各施設における安全・安心な運転維持管理の達成に尽力願いたいと思います。
近年、施設運営の受託契約では複数年契約や長期包括契約あるいはDBO契約が増加しており、長期にわたる人材確保が必要になっている一方で、将来にわたって働き手不足が拡大することが予想されています。各プラントメーカは、省力化に向け自動運転化、AI化に力を入れておりますが、一般廃棄物の性質上、全く人の手を介さないというわけにはいかないことから、今後一層少数精鋭での対応が求められてくると思われます。このことからも、現場総合力を向上させ、運転維持管理のエキスパートを育成することが益々重要となっています。
さらに、エネルギー回収や資源化機能を増強するなど、プラント設備は高度化しており、これに対応した、より高度な操業技術が必要となってきています。また、プラスチックに係る資源循環の促進等への対応を含むサーキュラーエコノミーへの移行推進や防災拠点化等の社会ニーズの変化に対応するため、操業技術だけでなく、最新の社会情勢や情報を入手し、施設の設計思想とのマッチングを図る必要があります。総括管理士の皆さんには、これら地域や時代の多様な要請に積極的に応えるという当協会の事業目標達成に貢献いただくよう切に希望します。
最後に、今後とも会員会社の皆様のお力をお借りして、総括管理士の活躍する場をこれまで以上に広げていくとともに、総括管理士の資格者を増やし、技術レベルを上げ社会に認められる資格としていきたいと思います。皆様からの増々のご支援、ご協力をお願いいたします。