令和7年8月7日、協会機関誌『環境施設マネジメント』の人気企画である「維持管理第一線/現場訪問記」の取材のため、大阪産業大学デザイン工学部環境理工学科3年の富村悠希さんが、奈良県のやまとクリーンパークを見学しました。
「維持管理第一線/現場訪問記」は、大学生が環境施設の維持管理の現場を訪れ、学生の視点から自由にレポートする企画です。
やまとクリーンパークは、やまと広域環境衛生事務組合の熱回収・リサイクル施設。御所市・田原本町・五條市の可燃ごみ、粗大ごみ・不燃ごみを処理しています。
当日は施設の特徴についてお話を伺った後、実際に施設内を回り、中央制御室や焼却炉、蒸気タービン発電機などを間近で見学させていただきました。
大阪産業大学とイオンモール橿原店の共同プロジェクト「エニKASA」(使用済みの傘の無料貸出)に取り組んでいる富村さん。奈良県との縁を感じながら施設を見学し、「ごみは燃料であり、大切な資源」という説明に感銘を受けていました。
【施設概要】
所在地:奈良県御所市大字栗阪293番地
竣工:2017年6月
運転維持管理:(株)川崎技研
◎熱回収施設
処理方式:ストーカ式
処理規模:120t/d(60t/24h×2炉)
◎リサイクル施設
処理方式:破砕・選別方式
処理能力:11t/5h(粗大ごみ6t/5h、不燃ごみ5t/5h)
富村さんによる現場訪問記は、『環境施設マネジメント』81号(2026年3月発刊予定)に掲載します。