恒例行事である(一社)日本環境衛生施設工業会(JEFMA)と(一社)環境衛生施設維持管理業協会(JEMA)との技術交流会(廃棄物処理施設維持管理検討会)が、令和7年7月24日にビジョンセンターグランデ東京浜松町にて開催されました。
出席者は、JEFMA11名、JEMA17名の合計28名でした。
会議は、環境衛生施設維持管理業協会の稲田事務局長の挨拶で始まり、引き続きJEMAからの活動報告、JEFMAからの活動報告そして自由討議の順で進みました。
JEMAからの活動報告では稲田事務局長より、環維協の活動概要について説明があり、引き続き尾前技術部会長より、技術部会の役割と活動方針、組織および活動報告がありました。最後に井上安全衛生部会長から安全衛生部会活動について説明を行いました。
JEFMAからは、松本技術委員長より、技術委員会の活動報告およびトピックスの報告をいただきました。
トピックスの項目は以下のとおりです。
1.「廃棄物処理施設建設工事等の入札・契約の手引き」の改訂
2.市町村におけるリチウム蓄電池等の適正処理に関する方針と対策について
自由討議ではそれぞれの説明内容の質疑応答や「廃棄物中のリチウムイオン電池の検知センサーやロボットによる分別について」、「ロボットやITVの活用による点検作業の省人化について」、「CCS、CCUの今後の動向について」、「熱中症対策としての作業環境の改善について」、「採用や退職等の人事労務管理について」および「プラントの清潔性」などに関する活発な意見交換が行われ、有意義な交流会となりました。
この会議が、関係各社間の情報の共有化はもとより会員会社内で現場総合力の向上に向けた活動につながりますように期待しております。