日 時:令和7年5月28日(水)
場 所:環維協会議室
出席者:18名 日環センター:6名、環維協:12名
日環センター(一般財団法人 日本環境衛生センター)と環維協との水処理部門に関する技術交流会が、5月28日に開催されました。
環維協は会員会社7社、12名の参加者が集まり、環境衛生施設の最新の動向を知る貴重な機会とお互いの活動報告に続き情報交換・意見交換が活発に行われ、環境衛生施設の最新の動向を知る貴重な機会となりました。
1)議題
(1) 日環センターからの活動報告
①精密機能検査業務の実施状況
②長寿命化の総合計画の実施状況
③PFI関連業務の実施状況
(2) 環維協からの報告
①環維協の組織と活動概要
②技術部会報告
③安全衛生部会報告
2)自由討議
(1)日環センターに聞いてみたい
①農業集落排水施設にし尿を投入することはできるのでしょうか。
②畜産系の汚泥について、し尿処理施設に受け入れることはできるのでしょうか。
また、畜産排水処理は一般的にどのように処理されているのでしょうか。
③海外のし尿処理事情について
④し尿を下水道に放流する施設でのノルマルヘキサン抽出物質が規制値を超過
しないための対策について
⑤ノルマルヘキサン抽出物質の分析方法について
⑥し尿処理や最終処分場での脱炭素に向けての取組みについて
⑦汚泥再生処理において資源循環を促進するための新しいアプローチや技術について
⑧豪雨災害や震災において準備しておくべき事項について
⑨し尿、汚泥再生センターの広域化、施設の集約状況について
(2) 環維協に聞いてみたい
①搬入量減少や搬入性状の希薄化が進み間欠運転を行っている施設が増えて
きている。 計画処理量を超過した投入などにより都道府県から指導を受けた
事例について
②水質汚濁防止法施行規則等の改正に伴って、放流水の基準が大腸菌群数から
大腸菌数に改められたが、自主管理はどのような対応をしているか。
③し尿・汚泥再生処理施設の維持管理人数について、AI・IoT技術の導入や働き方
改革等によってどのように変化してきているか。
④包括的民間委託における性能要件について、施設建設時の性能保証値とそれ
以外(水質汚濁防止法の規制基準や廃棄物処理法の維持管理基準値等)のどちらの
事例が多いか。
⑤社会資本整備総合推進交付金事業によるし尿受入施設の建設または管理運営の
実績はあるか。