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大阪産業大学の学生がごみ処理施設を見学2025年4月30日




令和7年2月26日、協会機関誌『環境施設マネジメント』の人気企画である「維持管理第一線/現場訪問記」の取材のため、大阪産業大学デザイン工学部環境理工学科3年の千代森柊吾さんが、佐賀県のクリーンヒル天山を見学しました。

「維持管理第一線/現場訪問記」は、大学生が環境施設の維持管理の現場を訪れ、学生の視点から自由にレポートする企画です。

クリーンヒル天山は、天山地区共同環境組合のごみ処理施設。全連続燃焼式ストーカ炉でで、多久市・小城市の可燃ごみを処理しています。ストーカ炉は特別な技術である水冷式を採用し、火格子の長寿命化を図っています。

当日は施設の特徴についてお話を伺った後、実際に施設内を回り、中央制御室、クレーン操作室、焼却炉、ストーカ用冷却塔、ろ過式集じん器などを間近で見学させていただきました。これまでも大学のゼミなどでごみ処理施設を複数見学してきた千代森さん。水冷式ストーカの仕組みや近年のごみ質の変化などにも興味を持ち、積極的に見学をしていました。

【施設概要】
所在地:佐賀県多久市北多久町大字小侍4644番地29
竣工:2020年3月
処理方式:全連続燃焼式ストーカ炉(水冷式)
処理規模:57t/d(28.5t/24h×2炉)
運転維持管理:三機グリーンテック(株)

千代森さんによる現場訪問記は、『環境施設マネジメント』80号(2025年9月発刊予定)に掲載します。
 
<施設全景>              <中央制御室>
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<炉室を隅々まで見学>         <ストーカ炉の火を目視確認>
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