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大阪産業大学の学生がごみ焼却施設を見学2023年3月13日




令和5年3月8日、協会機関誌『環境施設マネジメント』の人気企画である「維持管理第一線/現場訪問記」の取材のため、大阪産業大学デザイン工学部環境理工学科3年のド ティ ゴック チエンさんが、宮城県仙台市の葛岡工場を見学しました。

「維持管理第一線/現場訪問記」は、大学生が環境施設の維持管理の現場を訪れ、学生の視点から自由にレポートする企画です。
葛岡工場は、仙台市に3カ所あるごみ焼却施設のひとつで、竣工から28年が経過していますが、基幹的設備改良工事を経て大切に運転管理されています。粗大ごみ処理施設、資源化センターを併設しているほか、リサイクルプラザや余熱を利用した温水プールも備えており、多くの市民が訪れています。

当日は施設の特徴についてお話を伺った後、実際に施設内を見学させていただきました。これまでもゼミの活動で廃棄物処理施設を複数見学したことがあったチエンさんですが、中央管制室の中に入ったり、蒸気タービン発電機を間近で見たりするのは初めての経験だったとのこと。施設の隅々までよく観察し、矢継ぎ早に質問していました。また、隣接するリサイクルプラザでも焼却炉の仕組みなどをわかりやすく解説していただき、充実の見学となりました。

【施設概要】
所在地:仙台市青葉区郷六字葛岡57-1
竣工:1995年8月(2014~17年に基幹的設備改良工事)
処理能力:600t/d(300t×2炉)

チエンさんによる現場訪問記は、『環境施設マネジメント』76号(2023年9月発刊予定)に掲載します。


<施設全景>              <中央管制室に入るのは初めて>
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<電気の流れを学ぶ>             <啓発施設も充実>
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