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令和2年賀詞交歓会開催される2020年1月16日




当協会の令和2年の賀詞交歓会が、1月15日(水)に東京都港区の芝パークホテルで開催されました。当日は環境省の幹部をはじめ関連団体から多くのご来賓の出席をいただき、協会会員会社、会員OBを合わせ約180名の方が参加し盛大な賀詞交歓会となりました。

はじめに、﨑山芳行会長が新年の挨拶を行い、そのあと今年の協会の活動目標を述べました。
「環維協は『地域に根ざして、社会を支える環維協』として、協会活動を通じて培ってきた技術をもとに日本の環境衛生施設の運転維持管理業の健全な発展、安定した維持管理に貢献していきたいと思います。
現在、会員社数は20社を数え、環境衛生施設の受託件数は974ヶ所、そこには15,400人を超える会員会社の運転員の方々が日々業務に携わっている。
環維協は『地域に根ざして、社会を支える環維協より時代に合った、より社会に開かれた活動を目指す』を活動方針とし、『現場総合力の更なる向上』を活動目標にしています。
現場総合力の基になる「操業技術力」、「安全衛生推進力」および「運営管理力」の3つの要素の実力を高め、広く社会に貢献していくために、技術部会と安全衛生部会の活動を中心として、他の部会と共に重点施策に取り組んでいます。

環維協はSDGsの概念である「環境持続性」「社会的包摂」「経済の発展」の3項目をこれまで以上に意識した取組を進めていきます。また、環維協は環境衛生施設総括管理士を筆頭とする運転維持管理のエキスパート集団です。個人特別会員の総括管理士も10名になり、環維協活動へのサポートをしていただいております。

次に、「働き方改革」の一環として、事業所内の労務・人事問題、障害者雇用・職場開拓の調査に取組むとともに、女性が活躍できる職場の開拓を進め、『より時代に合った環維協、より社会に開かれた環維協』を目指している。

ここ数年、大規模な災害が多発しています。環維協は、環境省のD.Waste-Netのメンバーであり、そういった災害が発生した場合、安定的に廃棄物を処理していく必要があります。廃棄物処理施設は地域の防災拠点の役割もありますから、万が一、災害が発生した場合、我々の果たす役割は大きく常日頃から災害に備えて参りたいと思います。
このため、環維協が実施しております「災害調査報告」と「JEMA(環維協)版BCP」の充実と積極的な活用を図るとともに、広く社会に活用してもらうために、その成果をホームページに掲載しています。今後とも関係各位のご支援、ご指導をお願いします。」と決意を表明しました。

ご来賓の挨拶に移り、環境省 大臣官房審議官 松澤裕様からお話をいただきました。
「賀詞交歓会に当たり日頃の環維協の活躍について次の3点についてお話したい。
1.総括管理士制度を通じて施設の維持管理人材の育成、安全衛生の確保、ごみ処理施設の安定運転そして福島県にある環境省の直轄施設の維持管理・運転を通じて貢献いただいた。
2.今後も災害が起きることが確実であると思われる。災害対応に関して廃棄物処理施設は今後ますます災害対応が求められる。例えば、オーバーホールが台風の時期と重ならないようにしたら、もう少し楽に対応できるのでないかなどを会員企業から自治体へ提案していただき、今後の災害対応に尽力していただきたい。
3.今後は人手不足に対応しつつ人材確保をしていかないといけない。技術的には自動運転とか遠隔監視の取込みを進め、国際展開をすることが必要だと思う。更に地元の人材で施設を運転維持していくこともあり、皆さん方の経験・技術により海外人材を育成していくことが今後ますます大事になってくると思う。」

次に、公益社団法人全国都市清掃会議 専務理事の大熊洋二様から廃棄物処理の役割は大きくなっている。技術の伝承などの面で、今まで以上に環維協の役割は期待されているとのご挨拶をいただきました。

続いて、日本廃棄物団体連合会会長で日本環境衛生センター理事長の南川秀樹様からご挨拶のあと乾杯のご発声をいただき、歓談に移りました。
中締めは山上副会長が行い、盛会裡に散会となりました。


環維協 﨑山 芳行 会長             環境省 松澤 裕 大臣官房審議官
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全国都市清掃会議 大熊 洋二 専務理事 日本環境衛生センター 南川 秀樹 理事長
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環維協 山上 惠造 副会長
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