毎年恒例の(一社)日本環境衛生施設工業会(JEFMA)と(一社)環境衛生施設維持
管理業協会(JEMA)との技術交流会(廃棄物処理施設維持管理検討会)が平成30年
6月21日にJEFMA側の主催で”JEFMA 15名 、JEMA 21名”合計36名の参加により
開催されました。
会議は、JEFMAの高木専務理事の挨拶で始まり、引き続きJEMAからの活動報告、
JEFMAの活動報告・トピックス報告、自由討議が行われました。
JEMAからの活動報告では植村事務局長より、環維協の活動概要、総管士制度の
見直しについて報告があり、引き続き石川技術部会長より、技術部会の組織および
活動について報告がありました。
最後に笠原安全衛生部会長から安全衛生部会活動および災害・事故調査結果の
説明が行われました。
JEFMAからは、保延技術委員長より、技術委員会の活動報告およびトピックスの
報告が行われました。
トピックスの項目は以下のとおりです。
1.一般廃棄物処理施設の支援策
2.循環型社会形成推進交付金
3.リサイクル施設の基幹的設備改良事業の交付金対象化
4.廃棄物焼却施設からのCO2削減に関する検討
自由討議ではそれぞれの説明内容の質疑応答や安定操業の考え方、改正された
交付金制度および長期包括契約により少人数化が要求される運転員と環境衛生
施設の高度化への対応などに関する活発な意見交換が行われ、有意義な交流会と
なりました。
この会議が、関係各社間の情報の共有化はもとより会員会社内で現場総合力の
向上に向けた活動につながることを期待しています。