当協会の平成28年の賀詞交歓会が、1月13日(水)に東京都港区の芝パークホテルで
開催されました。 当日は環境省の幹部をはじめ関連団体から多くのご来賓の出席を
いただき、協会会員会社、会員OBを合わせ170名が参加し盛大な賀詞交歓会となりました。
はじめに、市原会長が新年の挨拶を行い、そのあと今年の協会の活動目標を述べました。
「今年の目標は引き続き『現場総合力の更なる向上』です。
現場総合力は(1)操業技術力(2)安全衛生推進力(3)運営管理力の三つの要素があります。
(1)操業技術力は施設の設計思想を十分理解し、計画外停止の極力ない安定した運転を
実現する総合的な技術力です。(2)安全衛生推進力は運転員が心身ともに健康で無事故、
無災害で施設を運営する安全衛生活動の推進力です。(3)運営管理力はコンプライアンスを
重視した業務を実施することができる人事・労務管理能力です。この基礎的な力の向上に
より、会員相互の協力により、公共事業の目的に寄与していきたい。また、引き続き関係
各位のご支援、ご協力を得て今後も発展を目指す。」と決意を表明しました。
次にご来賓の挨拶に移り、まず環境省廃棄物・リサイクル対策部企画課の山本課長様が、
「交付金予算の確保状況の説明の後、今年は東日本大震災から5年が経ち、大きな節目と
なっている。福島県内でも廃棄物の処理がいよいよ本格化し、大きく前進した年であった。
引き続き、こうした流れをより強固なものとするように目指している。
昨年末に開かれたCOP21でパリ協定が結ばれ、新しい枠組みの下で取組みが進められるよう
になった。この中で廃棄物処理はエネルギーの側面も持ち、できるだけ多くのエネルギーを
取り出すような運転管理が望まれている。また、今年5月には環境大臣会合が予定されて
おり、温暖化対策が重要なテーマとなるが、ハードだけでなくソフトの重要性に注目して
いる。引き続きご協力をお願いしたい。」と話をされました。
続いて公立鳥取環境大学客員教授で廃棄物・3R研究財団理事長も務めておられる
田中 勝様、全国都市清掃会議の佐々木専務理事にご挨拶をいただき、日本廃棄物団体
連合会会長で日本環境衛生センターの南川理事長からご挨拶のあと乾杯のご発声を
いただき、歓談に移りました。中締めは俵副会長がおこない、盛会裡に散会となりました。