平成２７年１１月５日に広報部会の施設見学会が、福岡県糟屋郡篠栗町にある
須恵町外二ヶ町清掃施設組合(クリーンパークわかすぎ)のごみ燃料化（ＲＤＦ）施設に
おいて開催されました。
組合は、須恵町、粕屋町、篠栗町の３町で構成組織され、施設は廃棄物再生循環型社会を
目指して公害のない「ごみ固形燃料化システム」を導入し、近隣の宇美町、志免町を含めた
５町の可燃ごみを処理しています。

このごみ燃料化施設は、従来、焼却処理をしていた可燃ごみを受入、破砕、乾燥、選別、
成形し、固形燃料（ＲＤＦ）として、再生、製造する施設です。製造された固形燃料(ＲＤＦ)は、
大牟田リサイクル発電（株）に運ばれ、発電用の燃料として利用されています。
この施設の稼動に伴いダイオキシン類や地球温暖化の原因である二酸化炭素の発生を
抑制し、人と環境にやさしい画期的な施設となっています。

　ごみ燃料化（ＲＤＦ）施設の運転委託業務は、極東サービスエンジニアリング（株）が
受託しており、処理能力は、　177t/16h（d）（59t×3系列）です。
また、施設内の壁や床等には、地元産の杉材が多く使われるなど、隅々まで管理も
行き届いており、環境にもやさしい施設となっていました。
今回、ごみの減量化や再資源化に取り組んでいる施設を視察できたことは大変有意義
でした。