dry process
水または水溶液を使った排ガス処理法を湿式というのに対して、水を使わないものをいう。吸収剤を粉体状のまま排ガス中に供給して、気固反応により排ガス中に含まれる有害ガスを反応除去する方法である。吸収液を一切使用しないので排水処理設備は不要である。ただし、気固反応のため反応速度が遅く、吸収剤は通常、理論量の3~5倍使用する必要がある。