スポーリング(ごみ処理編・ごみ焼却施設)

提供: 環境衛生施設維持管理業協会 環境施設用語集


スポーリング(ごみ処理編・ごみ焼却施設) すぽーりんぐ

spalling


耐火物が加熱、冷却により亀裂を生じたりはく離する現象をスポーリングという。耐火物が熱衝撃、急な温度勾配の影響または結晶転移のための膨張差などによって亀裂またははく離する現象。発生原因により、表面と内部の熱膨張の差によって発生する熱的スポーリング、膨張代が不十分などで、耐火物に大きな内部応力が生じる機械的スポーリング、耐火物中への異成分(Ca、Siなど)浸食などによる構造的ポーリングがある。耐火物以外では、歯車の歯面が、高荷重のために表面下で材料の疲れが起こり、ピッチングより大きな金属片が表面から脱落する損傷もスポーリングという。

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