飛灰(水処理編・資源化設備 その他設備)

提供: 環境衛生施設維持管理業協会 環境施設用語集


飛灰(水処理編・資源化設備 その他設備) ひばい

fly ash


焼却等の処理によって生成した微小粒子よりなる灰で、燃焼ガスに随伴されてボイラや集じん装置で捕集されたばいじんを総称したもの。焼却灰は、焼却炉の底などから回収される主灰(ボトムアッシュ)と焼却排ガス中に浮遊する飛灰に分けられ、飛灰は主灰に比べて融点が高く、生成したダイオキシン類の90%が飛灰にふくまれ、鉛、亜鉛、カドミウムなど低沸点重金属の含有率が高い特徴がある。そのため、直接埋め立て処分ができず、溶融固化、セメント固化など中間処理(溶出防止)が義務つけられている。

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