触媒脱硝法
提供: 環境衛生施設維持管理業協会 環境施設用語集
触媒脱硝法 しょくばいだっしょうほう
selective catalitic reduction(SCR)
200~350℃の中温度域でアンモニア(NH3)を混合して触媒層を設けた反応器に排ガスを通し、アンモニアの選択還元反応によってNOXをN2とO2に分解する方法で温度が高い方が効率は高い。ごみ焼却炉ではチタン・バナジウム・タングステン系触媒が用いられ70~90%以上の高い除去率が得られる。この触媒の酸化能力によりダイオキシン類も分解されるが、この場合はアンモニアは不要である。