撹拌機付回転乾燥機

提供: 環境衛生施設維持管理業協会 環境施設用語集


撹拌機付回転乾燥機 かくはんきつきかいてんかんそうき

drum dryer


回転式乾燥機は、汚泥等が機壁に付着することを防止するため回転筒内に汚泥等と熱風を接触させて、回転しながら乾燥する装置であり、通常熱風は汚泥等と同一方向に移動する並流式を採用する場合が多い。このため、乾燥機入口部において、汚泥等が高温の熱風と接触してもそれ自体の温度は熱風の湿球温度に留まるため50~60℃を超えることはないので、高温の熱風を用いることができる。通常、構造材料の耐熱性を考慮して700~900℃が用いられる。撹拌機付回転乾燥機は、回転乾燥機の内部に汚泥の破砕と付着を防止する目的で撹拌翼を設け、かき上げ板による分散と撹拌翼の回転で伝熱係数の向上と汚泥等の粒状化を図る方式である。

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