受入槽の容量と構造

提供: 環境衛生施設維持管理業協会 環境施設用語集


受入槽の容量と構造 うけいれそうのようりょうとこうぞう

volume and construction


容量は流量、水質変動の影響が次の処理工程にも及ぼさない0.3~0.5日分程度が適当である。また、受入槽に入るし尿等にはきょう雑物が混入しているので、滞留時間が長すぎるとスカム発生の原因ともなるので、必要以上に大きくすることは望ましくない。この槽には沈砂槽で沈殿除去できなかった砂分が流入するので、槽底部に勾配をつけて、底面に残るスカム、沈砂をピットに集積させる構造とする。また、水圧、土圧に対し強度的に十分考慮した鉄筋コンクリート造り等の水密構造とし、腐食に耐えられるような処置、臭気の漏洩処置、清掃のためのマンホールの設置などを講じる必要がある。

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