凝集剤転換率

提供: 環境衛生施設維持管理業協会 環境施設用語集


凝集剤転換率 ぎょうしゅうざいてんかんりつ

gross yield coefficient of coagulant


凝集沈殿を例にすると、処理原水の汚濁物質に無機凝集剤を添加し混和すると、無機凝集剤を核にして汚濁物質がクーロン力によって集まり粒子(ピンフロック)を形成させる。さらに高分子凝集剤(ポリマー)を添加し、大きい粒子(フロック)に肥大化させ固液分離を行うものである。この工程で発生した汚泥のうち、凝集剤が汚泥に転換した割合を汚泥転換率と言い、凝集汚泥発生量は次式で示される。 凝集汚泥量=凝集剤転換率×凝集剤注入量

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