バルキング(水処理編・水質・運転管理)

提供: 環境衛生施設維持管理業協会 環境施設用語集


バルキング(水処理編・水質・運転管理) ばるきんぐ

preventing medicine for bulking


膨化ともいい。活性汚泥が膨潤して沈降しにくくなる状態をいう。バルキングの種類として、糸状性細菌が異常発生して沈降しない場合や汚泥が分散し、沈降速度が低下する場合などがある。原因としては不適当な有機物負荷、過ばっ気、阻害物質の流入などがある。バルキング防止方法として糸状性細菌を抑制する運転方法や、薬品を添加して活性汚泥の凝集性を高める方法がある。その薬品として酸化剤、アルミニウム塩、鉄塩、高分子凝集剤などが用いられている。また、糸状性菌に対し選択的な抑制作用を持ったバルキング防止剤もある。

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