スーパーごみ発電

提供: 環境衛生施設維持管理業協会 環境施設用語集


スーパーごみ発電 すーぱーごみはつでん

super waste power generation


ごみの燃焼ガス中には塩化水素ガスなどが含まれており、ボイラの管壁温度が320℃を超えると高温腐食といわれている腐食が始まり、350℃を超えるとその腐食は急激に増加するといわれている。従って、ごみボイラの蒸気温度は300℃までに抑えることが一般的で発電効率は低い。この発電効率を高め、ごみの廃熱回収総合効率を高める方法をスーパーごみ発電といい、ごみ処理施設内にクリーンな排ガスを出す発電設備(ガスタービン発電設備)を併設し、そのクリーンな排ガスでごみボイラで発生した蒸気をさらに300℃以上の高温に加熱し、その高温蒸気で発電する。

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