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昭和女子大の学生が熱回収施設を見学2020年11月 2日




令和2年10月27日、協会機関誌『環境施設マネジメント』の人気企画である「維持管理第一線/現場訪問記」の取材のため、昭和女子大学現代教養学科4年の深井碧(ふかい・みどり)さんが、千葉県千葉市の「新港クリーン・エネルギーセンター」を見学しました。

「維持管理第一線/現場訪問記」は、女子学生が環境施設の維持管理の現場を訪れ、学生の視点から自由にレポートする企画です。深井さんは昨年も同コーナーを担当していただきましたが、現在執筆中の卒論で地域社会における廃棄物処理施設の役割をテーマに据えていることから、再登場していただくことになりました。

新港クリーン・エネルギーセンターは、ごみ焼却施設と灰溶融設備からなる熱回収施設です。当日は見学者通路から施設の全貌を学んだ後、敷地内に入ってきた収集車が計量棟を通過するところから、ごみ焼却設備、排ガス処理設備、灰溶融設備、ごみ発電設備、中央制御室に至るまで、じっくり見学させていただきました。ストーカ式焼却炉の炉内を覗き窓から確認し、階段状の炉の途中だけ火の勢いが強いことに注目した深井さん。燃焼段では炎が大きく上がり、後燃焼段では灰の中でおき燃焼をしていると説明を受けていました。また、特に高温になる場所には熱中症に対する注意喚起のポスターと温湿度計、WBGT測定器が設置されていることや、熱中症対策休憩所も設置していることなどを確認していました。

【施設概要】
所在地:〒261-0002 千葉市美浜区新港226-1
熱回収施設:435t/d(145t/24h×3炉)、発電出力9,170kW
灰溶融設備:36t/d

深井さんによる現場訪問記は、『環境施設マネジメント』71号(令和3年3月発刊予定)に掲載します。


新港クリーン・エネルギーセンターを背に   焼却炉の中を覗く
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バグフィルタの上で                施設から見た夕景
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