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昭和女子大の学生が熱回収施設を見学2019年10月18日




令和元年9月19日、協会機関誌『環境施設マネジメント』の人気企画である「維持管理第一線/現場訪問記」の取材のため、昭和女子大学現代教養学科3年の千葉桃子(ちば・ももこ)さんが、仙南地域広域行政事務組合の「仙南クリーンセンター」(宮城県角田市)を見学しました。

「維持管理第一線/現場訪問記」は、女子学生が環境施設の維持管理の現場を訪れ、学生の視点から自由にレポートする企画です。

仙南クリーンセンターは、白石市、角田市、蔵王町、七ヶ宿町、大河原町、村田町、柴田町、川崎町、丸森町の2市7町の燃やせるごみを処理しています。流動床式ガス化溶融炉を採用しており、焼却灰をスラグ化するとともに、回収した熱を利用して発電しています。また、最終処分場に埋め立てられているごみを掘り起こして溶融処理することにより、処分場の延命化にも貢献しています。

見学当日は、DVDやスライドで説明を受けた後、プラットホーム、ごみピット、ガス化炉・溶融炉、不燃物粉砕機、蒸気タービン発電機、スラグヤードなど、普段は見られないところまでじっくり間近で見学させていただきました。煙突に歩いて登れると伺って、「登りたいです!」と即答した千葉さん。59メートルある煙突の上からは仙南地域が一望できました。

【施設概要】
所在地:〒981-1517 宮城県角田市毛萱字西ノ入43-11
熱回収施設:200t/d、発電出力3,200kW
千葉さんによる現場訪問記は、『環境施設マネジメント』69号(令和2年3月発刊予定)に掲載します。

(クリーンセンターの前で)             (溶融炉を間近で見学)
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(スラグヤード)                   (煙突から仙南地域を見渡す)
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※台風19号の被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
 クリーンセンターのある仙南地域でも被害が出ております。
 一日も早い復旧をお祈りしております。