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調査部会 平成28年度事業所見学会、及び全体会議を開催2016年11月 8日




環維協調査部会では、DBO事業や長期包括契約を実施している事業所の視察を行って
いますが、本年は10月31日(月)に、調査部会会員のほか他の部会員を含めた30名の
参加を得て、さいたま市「桜環境センター」の事業所見学会を開催しました。

当施設は、さいたま市が整備した施設であり、380t/d(190t/d×2炉)のシャフト炉
方式の熱回収施設、91t/d(資源選別施設63t/d、破砕選別施設28t/d)のリサイクル
センターのほか、環境啓発施設、余熱体験施設からなる、大規模複合施設です。
事業方式はDBO方式で、新日鉄住金エンジニアリング(株)を代表企業とするSPC
「(株)エコパークさいたま」が運営維持管理・運営業務委託契約を締結し、平成27年4月
より運営を開始しています。

見学会ではSPCの方々にご対応いただき、ビデオなどによる説明の後、施設見学、
戻っての質疑応答となりました。
今回はSPC出資会社である日鉄住金環境プラントソリューションズ(株)に調整をして
いただき、余熱体験施設が休館日となる月曜日に見学することになりましたが、
普段は入ることができない、大浴場、トレーニングルーム、ウォーキングプール、など
数々の設備を見学することができ、その充実ぶりに目を見張りました。
環境衛生施設の運転はもとより、複合的な施設運営を総合的に手掛けている先進的な
事例を目の当たりにし、ハード、ソフト両面の質の高さが、運営事業の成否を決める鍵と
なっていることを実感しました。

また、見学会終了後、同センター内をお借りして、調査部会全体会議を開催しました。
今年度の調査部会の活動報告のほか、他の部会での活動報告も含め、協会活動全般に
関する情報共有を深める会議となりました。

(SPCからの概要説明)              (熱回収施設での見学)
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(余熱体験施設での見学)             (集合写真(背景はスラグアート))
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